プログラマーと年齢について : ぺたっとPHPサンプルソースコード |
プログラミング言語は時代の流れやその時旬なもので、いろいろなものが登場します。 プログラマーとして職についているのであれば、当然のように各種言語を触ることになり、 中にはそのうち全く使わなくなる物もあります。 1つの言語に集中して取り組めれば、その言語においてはエキスパートになれるでしょう。 逆に旬なものを追い続けるのであれば、常に「調べる時間」を多く取ることになります。
以前はプログラマーとしては30歳がひとつの目安となっていました。 30を超えてからプログラマーとして再就職する事はとても難しかったのです。 実際に30を超えればわかる事なのですが、 ある関数を調べている時に必要となる別の要素を調べていると、 元々何を調べていて、何を実現したかったのかさえ忘れてしまいます。 これは歳を取れば取るほど深刻化していき、 いずれ「もう無理」だと実感する時がきます。 それとは別に近年では、人間の脳は50歳程度まで成長できる事が分かっています。 ではなぜ30歳を超えるとプログラミングに支障が出るのか。 これは多くの場合「記憶力の低下」です。
プログラミングにおいて重要なのは 「目的が最終的に実現できる事」で、関数などを数多く覚えている「知識」よりも、 「結果に導く考える力」が大切です。 私が未だにプログラミングを続けられているのはこのふたつが出来ているからですが、 それぞれの言語における関数ははっきり言ってしまえば覚えていません。 当然、都度調べる時間が発生する為、 若い頃よりも開発時間は長くなってしまいます。 ただそれでも、未だにやり始めたロジックが完成できなかった事はありません。 関数についても漠然と「こういう処理あったはず」ということは分かっているので、 リファレンスに目を通せば見つけることはできますし、 もしなくても何らかの方法で実現させています。 若いプログラマーに、 「こういうことしたいんだけど、うまくいかない」といった相談を受けた時は、 「こういうやり方でもいいんじゃないかな」とアドバイスするとたちまち実現させています。 それは記憶力があり、多くの関数を覚えている若い子に、 「考え方」を教えてあげるだけで出来てしまうのです。 そういった時期にあれば今後どんどん「考える力」「考え方」を養っていけます。 逆に歳を重ねる事で記憶力が落ちていきますが、ここで再び世代が交代するのです。
ただ、ごく日常的なことは常に覚えていますよね。 知人のプログラマーは特化と言っても良いほどVisualBasicを毎日やっていて、 他の言語も触るのは触るのですが、毎日触れるVBだけは結構いい歳なのですが未だにバリバリです。 PHPやJavaまたはJavaScriptなどは比較的近年登場したもので、 それをずっと使い続けていけるかは不透明です。 逆にVBやVC++などが多少変わる事があってもなくなることは考えにくいので、 それらの言語に絞って付き合っていくのもひとつの方法で、 触る言語が少なければ少ないほどその言語の知識は維持できるでしょう。
私の場合はこんなサイト作っていてなんですが、 各Basicや各Cを触っていた時間から比べればPHPを触った時間などわずかなものです。 だからこそ、忘れてもいいように分かりやすくここに書こうと思ったわけなのです。 そして、ほとんど趣味で触っているので書いているソースも超適当で、 やりたい事が出来た時点で終わっています。(テスト的にダーっと書いたものがそのまんまとか) 中には「なんじゃこりゃ」という書き方もあるでしょうし、 「わざわざこんな書き方しなくてもこうすれば1発なのに」と言ったこともあります。 自分でも分かってはいますが今更直すのも面倒なので、 「考え方」という部分だけを参考にしてもらえると幸いです。
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