PHPにおける変数 : ぺたっとPHPサンプルソースコード |
プログラミング言語では変数と呼ばれるものが超基本として使われる。
PHPでも同じく変数を他の言語と同じように使い、更にPHPならではの使い方をする。
PHPでの変数は先頭に$を付けて
$hensuu
のようにする。
例えば以下のようにすると
$hensuu = "テスト"
$hensuuは文字列"テスト"となり、
print ($hensuu);
とすると テスト と表示される。
前項と違って" "で囲っていないところに注意して欲しい。
どんなプログラミング言語でも" "で囲うものは文字列となる。
つまり上のprintの場合、" "で囲ってしまうと出力結果は変数の中身ではなく、変数名そのものがもろに表示される事になる。
これは変数の代入でも同じで、$hensuu = "123" とすると文字列123が代入され、
$hensuu = 123 とすると数値123が代入される。
いきなり話が変わるが、サイトによっては色々な設定を残せるようになっている。
例えばフォントサイズやベースとなる色など。
一度「文字を大きくする」などを押すと、次回そのサイトを訪れた時に初めから文字が大きくなっている。
そのサイトにIDなどでログインしているわけでもなく、見ただけでそのような設定が残っているのは、
クッキーと言われる簡単なテキストファイルがそのサイトを「見たユーザーのPC」に保存されるから。
これはホントに簡単なテキストファイルなので、それ自身のみがセキュリティー上問題を起こす事は無い。
ウェブサイトからユーザーの特別な操作なくPCに保存できる唯一のファイルとなっている。
例えば標準のフォントサイズが14pxで、「文字を大きくする」のボタンが押されると、
フォントサイズ18pxという設定をユーザーのPCに保存している。
こうして保存されたファイルを次回からページを表示する前にサイトは読み込み、
ページに反映させている。
ちなみに、通常そういったクッキーはそのサイトのみ有効となっている。
話し戻って、上のように設定が残せると、
$fontsize = 18;
のように変数にそのフォントサイズを格納する事ができる。
そしてこれをページに反映させるなら、変更したい部分にCSSコードを出力すれば反映できる。
このような仕組みのおかげで、過去の検索履歴を表示したり、ショッピングサイトで最近見た他の商品などを表示させる事ができる。
これで想像が付くだろうが、名前の通り変数とは「変わるもの」なので、ページにダイレクトに
<span style="font-size:18px;">
などとしているとその部分を動的に変更する事ができないが、
<?php
print ("<span style=font-size:" . $fontsize . "px;>");
?>
とすることで動的にフォントサイズが変更できる。
もちろんこれはクッキーで設定を保存するしないに関わらずできるので、
その時だけ文字をおおきくしたり、レイアウト幅を大きくしたりといったユーザーに見やすい環境を提供できる。
サイト構築時にこれらをCSSにまとめておくなどすると、後々の変更なども便利。
当サイト「ぺたっとPHPサンプルソースコード」は、初めてPHPを触る初心者でもすぐにPHPプログラミングができる・分かるサイトです。
PHPのサンプル
0から始めるPHP
日記