PHPにおける配列 : ぺたっとPHPサンプルソースコード |
変数が理解できたら、変数の拡張とも言える配列を覚えておきたい。
変数ではひとつの変数に付きひとつの値しか持てない。
ゲームプログラミングでもデータベースプログラミングでも、
単純な変数だけでも作れなくはないが、配列を使うほうがよほど早い。
配列を作るには
array
という関数を使う。
代入は以下のようにする。
$status = array("STR" , "INT" , "DEX" , "LUCK");
こうして代入された配列は
$status[0] が STR
$status[1] が INT
というようになる。
ついでにステータスの値も代入しておこう。
$atai = array("100" , "80" , "70" , "60");
これで上と同じように$atai[0]は100となる。
それではこれをページに表示させてみよう。
前項でやったforを使う。
<?php
$status = array("STR" , "INT" , "DEX" , "LUCK");
$atai = array("100" , "80" , "70" , "60");
print ("<table>");
for ($i=0; $i<4; $i++){
print ("<tr><td>" . $status[$i] . "</td><td>" . $atai[$i] . "</td></tr>");
}
print ("</table>");
?>
結果は以下のようになる。
STR | 100 |
DEX | 80 |
INT | 70 |
LUCK | 60 |
printで出力する時に$status[$i]としている。
この$iはforで宣言した$iで、1回処理されるごとに+1されるため、初回は$status[0]が表示され、
2回目は$status[1]が表示されるという仕組み。
同じように$ataiも$iを使って表示している。
このように変数名[数]という使い方が最も基本でなおかつ使う場面が多い。
データベースなどで1〜31日分のデータがある場合、
何列あろうとも例えば10日のデータは全ての配列で[9]に入っている。
あれ、10じゃないの?と思う人もいるかもしれないのでようやくにしてその辺を説明すると、
コンピューターにおける数の数え方は0から始まる。
上でやっていた配列も1番最初のキーは[0]となっている。
つまり、1日目のデータは[0]に入っているので、10日目は[9]に入っているわけ。
そして、上の例のforで使っている$iも初めに0を代入しているので$iは0から始まり、$i<4としているので、0、1、2、3で終わる。
この辺は結構うっかりしてしまうところでもある。
配列[0]を1日目にしない方がうっかりしにくかったりするので、
例えば配列[0]には「日付」などを入れるような工夫をする。
話し戻って、データベースで$日付、$体重、$血圧(高)、$血圧(低)・・・、などのように大量に配列を作っていても、
10日を含め各配列[9]に入っているデータは全てその日に測ったデータである、という事。
なんという便利な!
ホームページ作成ソフトやExcelでウェブページとして保存したりで同じような表は簡単に作れるが、
汎用性や表として出力した後の入れ替えなどのもろもろの変更はPHPで動的に行えるほうが遥かに便利だ。
これを利用して予めデータファイルを作っておき、ファイルからデータの読み込みをすればあっという間に表がかけるので是非試して欲しい。
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