2012年11月の日記 : ぺたっとPHPサンプルソースコード |
2012年11月の日記
スマートフォンがまだそんなに普及してなかった頃の話ですが、
モバイル機器で動くアプリケーションを作る機会があって、
その時に色々調べたりしてみたことです。
とにかく携帯電話で動く物という事で何で作るかという事ですが、
候補はもちろんJavaScriptとFlash。
日本は特にFlashがすごい普及率というか、
若い人はFlashの保存データ物凄い量だったりしますよね。
Flashの開発環境ならデバッグもそれなりにやりやすいし、
全体的に見ても楽できそうです。
そこで当初Flashで作ろうかとも思ったのですが、
Appleが今後Flashをサポートしないという発表があり、
どんな端末でも動くという意味ではFlashは除外と言うことに・・・。
結局JavaScriptで作ることにして、もう1点気にするところは画面の解像度。
当時はまだ比較的小さい液晶モニターが載っている携帯を使ってる人も多く、
その次に今のケータイと同じ大きさ、そしてスマートフォンを使っている人が少数いたくらいです。
こういう場合何に合わせるかといえば当然「小さい方」なのですが、
もはや過去の遺産となるようなくらいであれば多少切り捨てる方が後々楽できますよね。
となると主なターゲットと言えば当時の主流であるケータイの大きさなのですが、
後々スマートフォンが流行るというか主流になるのは目に見えてます。
ただ、この時はまだ持ってる人など見ることもなく、
私の知人では誰も持っていませんでした。
さすがにこの2択は迷ったのですが、
これ以上の切捨ては現状必要ないと思い、結局今のケータイの画面の解像度で作ることにしました。
もちろんそれでも古いケータイでも見れるように、
画面いっぱいまで使わず、端に余裕を持つようにしました。
これで一応
画面の小さい携帯電話
当時主流のケータイ
スマートフォン
どれで見ても違和感なく表示するようにテンプレを作り、今もそれを参考にしています。
セキュリティーの問題もあって、ブラウザや色々なソフトのサポートはここ近年では比較的速くに終了します。
趣味でソフトを作る場合、できれば長く使える方がいいので、
どんな環境でも動く物を作りたいものです。
PHPやJavaScriptが動かない環境は当面考えられませんが、
AdobeのFlashはモバイル向けに限り開発終了の発表がありました。
mp3の時と同じで、その時にいくら流行っていたとしても、
その後もずっと使えるか考えたいところです。
mp3の時は初めから廃れるのが目に見えていたので私は全然使わなかったのですが、
モバイル向けのFlashはうっかりすると作っていたかもしれません。
今更今まで作ったものを全部JavaScriptで作り直しとかになっていたら、確実にやらないでしょうね。
ちなみに、Androidアプリの開発はJava(Scriptじゃない方)やC系。
端末に依存する物はそちらじゃないと作れないわけですが、汎用性は下がります。
なので、JavaScriptで作れる範囲なら、多くの人に使ってもらえるブラウザベースがおすすめですが、
それはそれで最新ブラウザで挙動がおかしくなったりして面倒です。
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